国交省が企画した見学ツアーで、北陸新幹線「はくたか」の最上級グレード「グランクラス」の乗り心地を体験する各国大使館員ら=27日【拡大】
国土交通省は27日、外務省と連携して、アジアなど各国の在京大使館を対象に日本の新幹線システムを見学するツアーを実施した。政府は成長戦略でインフラ輸出の促進を掲げており、ツアーで日本の優れた技術をアピールし、各国で活発化するインフラ整備の需要取り込みを図る。
この日は11カ国の公使ら大使館関係者が参加。参加者はJR東日本から新幹線の運行技術などに関する説明を受けた後、北陸新幹線の最上級グレード車両の「グランクラス」に乗車。実際のサービスや乗り心地などを体験した。
参加した大使館関係者は「定時運行を支える技術に優れ、乗り心地も快適だ」と何度もうなずいた。国交省は「都市インフラは技術説明だけでイメージするのが難しい。体感してもらうことでより伝わる」と大使館の本国への発信力に期待する。
政府は2010年に年間約10兆円だった海外のインフラ受注を、20年には3倍の約30兆円に引き上げる目標を掲げる。