【軽減税率導入Q&A】 事業者の「益税」膨らむ恐れ (1/2ページ)

2015.10.28 06:52

 政府・与党が、消費税増税時に軽減税率を導入すると、通常の10%と軽減の8%の2つの税率が交じるため、税率の差を利用した不正が増え、消費者の負担した税が事業者の手元に残る「益税」が膨らむとの懸念がある。益税のポイントをQ&Aでまとめた。

 Q 益税って何?

 A 本来、納めるべき消費税が事業者の手元に残って利益になることだ。

 Q どうしてそんなことになるのか?

 A 年間売上高1000万円以下の事業者の消費税納税を免除する「免税点制度」など中小・零細企業の負担軽減のために導入されている優遇制度が背景だ。

 Q 優遇制度でどう益税につながるの

 A 消費税は、事業者が客から受け取った消費税額と自ら仕入れの際に払った消費税額の差額を納税する仕組み。例えば和菓子屋が、原材料を業者から100円(税込み108円)で仕入れて「まんじゅう」を作り、客に200円(同216円)で販売すると、代金のうち16円が客から受け取った消費税で、そこから仕入れの際に払った分を差し引きして8円を納税する必要がある。ただ免税点制度の利用で8円分を支払わなくて済み、その分が利益になるわけだ。

消費税率が上がると益税はさらに増えるね

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。