上海のショッピングセンターに掲げられた外国人観光客への税還付対象店の表示(中国新聞社)【拡大】
北京市で外国人観光客に対する出国時の税還付政策が始まってから約4カ月が経過した。同市国税局の担当者によると、9月末までに同政策の対象店舗は143軒にまで増えており、累計還付額は17万元(約323万円)に達したという。
こうした中、同市の有名ショッピング街、秀水街市場では先ごろ、22店舗に税還付対象店としての正式な許可が出された。これらは同市場の営業店舗の中で許可を取得した第1弾。インドネシア華僑の鐘家燕さんが購入した880元の七宝焼のつぼが初の還付対象商品となった。
鐘さんは秀水街を頻繁に訪れるといい、身につけたアクセサリーもほとんどが秀水街で購入したもの。「個性的な商品が見つかるから」というのがその理由だという。店員から税還付について説明されると、驚きながらも「金額にかかわらず、お金がかえってくるのはうれしい」と声を弾ませた。
同市の税還付政策は、百貨店や老舗の名店を含む57社を対象としてスタートしたが、その中に外国人観光客の間で知名度の高い秀水街の店は含まれていなかった。主な理由としては、個人商店が多く、対象条件を満たしていなかった点が挙げられる。
秀水街は青空市場だった従来とは変化し、現在はビルの中で各店が営業しており、オリジナルのデザインやオーダーメード、オリジナルブランドの取扱店を多く集めるなどモデルチェンジしてきている。