韓国紙、朝鮮日報(日本語電子版)は12日付で、「日本のMRJ成功、韓国製造業も奮起を」と題した社説を掲載した。
前日11日に、三菱航空機が開発を進めてきた国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が初飛行に成功。同紙は「失敗と挫折にもかかわらず、100年間あきらめなかった奮闘の結果」と社説で評価した。
続けて、「日本の歴史は1917年にさかのぼる。フランスの技術を学び、1930年代に世界最強の戦闘機を開発したが、敗戦で芽が摘まれた」などと日本の航空史も紹介。「100年前に航空機開発に挑戦しなかったならば、そしてその後軍事的、経済的な難関に屈していたならば、今日の結実は不可能だったはずだ。政府が『この道しかない』と開発を推し進め、技術者は魂をささげ、メディアと国民も応援した」と論じている。