アブデスラム・サラ容疑者【拡大】
今回、仏警察が新たに指名手配したサラ容疑者は、実行犯2人の兄弟とみられ、うち1人はパリ市内での襲撃で自爆死したという。事件にはベルギーで登録された車両2台が使われており、仏メディアの報道によると、そのうちの1台がサラ容疑者の名義でレンタルされたもようだ。
捜査を指揮するフランス検察は襲撃犯7人の死亡を発表しているが、テロリスト集団の全貌はいまだつかめていない。テロの再発を恐れる市民は外出を控えており、パリ市内の人通りもめっきり途絶えた。仏紙フィガロは「当初12日間に限られていた非常事態宣言が3カ月間に延長される」可能性を報じている。
一方、仏国防省は15日、戦闘機を含む計12機を、イスラム国が支配地域にしているシリア上空に派遣、指令施設や訓練基地などを破壊したと発表した。
テロ事件後、フランスのシリアでの空爆は初めて。オランド仏大統領はテロに対して厳格な態度で臨むことを表明しており、イスラム国掃討に向けた報復攻撃に乗り出したとみられる。