ドラギECB総裁の采配が投資家心理を冷やした(AP)【拡大】
4日の東京株式市場は、欧州中央銀行(ECB)が前日決めた追加金融緩和策への失望感から、日経平均株価が大幅反落した。終値は前日比435円42銭安の1万9504円48銭で、下げ幅は9月29日(714円27銭安)以来の大きさだった。東京外国為替市場では、ECBの大胆な緩和策を見込んで事前に下落していたユーロが急速に買い戻され、一時1ユーロ=134円台前半と、前日比で4円近く円安ユーロ高が進んだ。
ECBは3日、国債の購入期限延長などの追加緩和策を発表したが、市場の期待を下回る内容との見方が広がり、3日の欧米株式市場は軒並み大幅下落。東京市場もこの流れを引き継いで幅広い銘柄が売られ、東証1部上場銘柄の約88%が下落し、ほぼ全面安となった。外為市場ではユーロの急騰に加え、円買いドル売りも進み、一時1ドル=122円台半ばと、前日夕方に比べ90銭程度円高ドル安方向に振れ、株式市場で輸出関連株の下落につながった。