自民党本部で開かれた税制調査会総会=10日、東京・永田町の党本部【拡大】
成長戦略の目玉と位置付ける環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)関連では、発効に備えて、農地の集約を促すことを狙った課税の強化と軽減措置をそれぞれ設ける。
地方の活性化に向けては、裕福な自治体から経済力の弱い自治体に交付金を再配分する仕組みを拡充するほか、地方の自治体への寄付を促す「企業版ふるさと納税」も創設する。
■2016年度税制改正のポイント
・法人実効税率(32.11%)は16年度に29.97%、18年度に29.74%まで引き下げ
・赤字企業にも課税する外形標準課税を拡大し、法人減税に必要な代替財源を確保
・17年4月に自動車取得税を廃止し、自動車購入時の新税を導入。普通車は燃費性能ごとに取得額の0~3%を課税
・地方法人税を1兆4000億円に拡大し、大都市に偏る税収の地方への再配分を強化
・農地バンクに農地を貸すと固定資産税を半減。耕作放棄地は1.8倍に増税・訪日外国人の消費税免税の下限を5000円以上に引き下げ
・企業版ふるさと納税を創設し、地方自治体への寄付を促進