政府は22日、地方が自由に使える一般財源総額について、平成28年度は61兆7000億円とすることを決めた。27年度当初比2000億円増で、過去最高を更新。景気回復で地方税収が増えるため、自治体が受け取る地方交付税は1000億円減の16兆7000億円とする。
麻生太郎財務相と高市早苗総務相が同日の折衝で合意した。これで28年度予算案の閣僚折衝は終了し、24日に閣議決定する。
譲与税などを含む地方税収総額は1兆円増の41兆3000億円。税収と交付税でも足りない財源を穴埋めする臨時財政対策債は7千億円減の3兆8000億円とした。
リーマン・ショック後の21年度から交付税を上乗せしてきた「別枠加算」は税収増を受け廃止。27年度は2300億円だった。
歳出では地方創生施策に充てる「まち・ひと・しごと創生事業費」を27年度と同額の1兆円を確保した。