日銀が25日発表した11月の企業向けサービス価格指数は前年同月比0・2%上昇した。前年比プラスは29カ月連続だが、円安ドル高の動きが前年より小さかったため、伸び率は10月の0・4%から0・2ポイント縮小した。
企業向けサービス価格指数は運輸や通信、広告など企業間で取引されるサービスの価格水準を示し、長い目でみれば消費者物価にも影響する。
11月は前年より円安幅が縮小したため、外航貨物輸送のマイナス幅が拡大。中国の景気減速による需要減少も価格を押し下げた。
上昇品目と下落品目の差は4と10月の17から縮小。日銀は「プラス幅の縮小は国際運輸市況などが主因。大きな動きが出てくるのは契約更改が集中する4月」と分析しており、プラス幅の拡大は当面見込みにくそうだ。