中国では昨年第1~3四半期(1~9月期)に営業を停止した星付きホテルは、約3000軒に上っていたことが分かった。北京商業連合会などが先ごろ開催した北京商業サミットフォーラムで公表された。ホテル業界は高級ホテル市場の冷え込みとエコノミーホテルの疲弊という2つの泥沼から抜け出せていないようだ。
「北京商業発展青書」によると、星付きホテルの営業停止軒数は昨年第1四半期が994軒、第2四半期が881軒、第3四半期が964軒、計2839軒だった。2014年は年間で3468軒だった。
このうち一部のホテルは営業停止の理由を「改装のため」としている。しかし青書が引用したホテルコンサルティング会社、華美顧問機構の趙煥●・最高知識責任者(CKO)のデータによると、近年、五つ星ホテル1軒当たりの利益総額は減少が続いている。11年は1054万元(約1億8940万円)、12年は856万元、13年は405万元、14年は76万元だった。
北京首旅酒店集団(首旅酒店)の場合、昨年第1~3四半期の売上高は前年同期比52%減の約9億7600万元。14年の売上高は20億4100万元だった。昨年第1~3四半期の最終利益は6715万4000元で、前年同期の9025万1000元から25.59%減だった。
エコノミーホテルチェーン大手、如家酒店集団の最終利益は昨年第1~3四半期のそれぞれで前年同期よりも減少。第3四半期の最終利益は前年同期比40%減だった。
このような不景気を反映し、業界ではM&A(企業の合併・買収)の動きが活発になっている。(京華時報=中国新聞社)
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