中国兵器工業集団傘下の北方凌雲工業集団(凌雲集団)は先頃、イスラエルの航空機メーカー、国営イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)傘下のBEDEKアビエーショングループと合弁契約を結び、湖北省宜昌市にゼネラル・アビエーション(軍事航空と定期航空路線を除く民間航空=GA)向け航空機整備会社を設立した。
中国民用航空局(民航局)は、中国の航空機整備産業の年間生産高は2015年、450億元(約8019億円)に達したとみている。
業界関係者によると、過去数十年間で、米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独ルフトハンザ、米ボーイング、(英系スワイヤー・グループの)厦門(アモイ)太古飛機工程、仏スネクマといった外国資本との合弁事業が中国の航空機整備会社の一般的な形となっており、国内市場で優位に立っている。
イスラエルの3大国防関連企業の一つであるIAIは、GA向け航空機整備や機体改造・改修、エンジン整備などでもトップクラスにある。一方の凌雲集団は、主に航空機整備や建築物の内装などを手掛ける大手企業グループで、国内の各種現役輸送機やGA機の整備能力を持っている。
現在建設中の宜昌通航産業園凌雲航空機整備基地には18億元を投じる計画で、完成後は年間延べ120機の整備能力を持たせ、航空機の整備、製造、改造によって年産15億元を実現する考えだ。(中国新聞社)