オバマ米大統領(ロイター)【拡大】
オバマ米大統領は9日、2017会計年度(16年10月~17年9月)の予算編成方針を示す予算教書を議会に提出した。高齢化で社会保障費が増え、国債などの利払い費もかさむことから、歳出は初めて4兆ドル(約458兆円)を突破。ただ、景気拡大による税収増で、財政赤字は16年度と比べ縮小すると見込んだ。
実質経済成長率の見通しは16、17年とも2・6%とし、昨年7月時点からそれぞれ0・4ポイント、0・2ポイント引き下げた。中国など海外経済が減速している影響を踏まえた。
オバマ政権で最後の予算教書だが、上下両院で過半数を握る野党共和党は「ほとんどが政策の焼き直しで見当違い」(ハッチ上院財政委員長)と対決色を強めており、教書に縛られない独自予算案をまとめる見通しだ。(共同)