23日午前の東京外国為替市場は、英国の欧州連合(EU)離脱懸念が強まっていることを受けてユーロが対円で下落した。一時、約2年10カ月ぶりの円高ユーロ安水準となる1ドル=124円台前半で取引された。
午前10時現在は、前日比87銭円高ユーロ安の1ユーロ=124円26~27銭。ドルは20銭円高ドル安の1ドル=112円67~68銭。
英国がEUを離脱すれば欧州の金融市場への影響は避けられないとの思惑から、投資家の慎重姿勢が強まり、比較的安全な資産とされる円を買ってユーロを売る動きが優勢となった。円は対ドルでも上昇した。
市場では「英国がEUを離脱することになれば、他の加盟国も後に続いてEUの基盤が弱まるとの見方がユーロ売りに拍車を掛けている」(外為ブローカー)との声があった。