中国消費者協会が発表した統計によると、2015年に全国の消費者協会が受理した消費者からのクレームは約64万件で、クレームの解決率は85.36%、返還された消費者の経済的損失額は10億元(約172億1000万円)を超えた。
中国消費者協会の董祝礼副秘書長によると、クレームの内容は主に製品の品質やアフターサービス、契約の問題が多く、全体の7割以上を占めた。内訳はそれぞれ44.56%、21.2%、10.8%だった。
商品関連のクレームは前年比5.72ポイント減で全体の48.34%を占めた。サービス関連は0.62ポイント増の29.34%だった。商品関連がサービス関連を上回ったが、サービス関連のクレームは増加傾向にある。
商品関連のうち、家電・電子機器▽衣料品▽交通機関▽日用品▽建材-に関するクレームが上位5位を占めた。交通機関関連が1.08%増だった他はいずれも減少した。
通信販売に関するクレームは2万83件で、販売サービス関連全体の69.86%を占めた。このうちインターネット通販が3.13%増えて95.41%を占めた。
クレームの対象は電子商取引(EC)サイトやスマートフォンのインスタントメッセンジャー「微信(ウィーチャット)」をプラットホームにした「微商(ウィーチャットビジネス)」などの個人ネット商店、テレビ通販などが多かった。
ECサイトへのクレーム内容は、商品の品質が悪く偽物が多い▽7日以内であれば理由なしで返品可能というルールが徹底されていない▽消費者の個人情報が流出した▽オンライン決済の安全性に問題がある-などだった。(中国新聞社)