遼寧省大連市の大連税関によると、2015年に同税関が取り扱った水産物の輸出量は70万トン、輸出総額は169億1000万元(約2969億3960万円)で前年比2.3%減少していたことが分かった。輸出物の1トン当たりの平均価格は2万4000元で前年から3.7%上がっていた。
中国の主要水産都市として知られる大連市は、(海に突き出た半島に位置する)その独特な立地と気候条件から水産資源が豊富で、沿海地区には約280種の魚や400種超の海洋無脊椎動物が存在するという。
輸出品の主な種類は、冷凍魚と冷凍魚の切り身で、15年の輸出量は前年比8.3%減の計41万トンに上り、水産物輸出全体の58.6%を占めていた。
輸出先をみると、日本、欧州連合(EU)、韓国、米国が主要市場となっており、日本向けは12万5000トン、EU、米国向けで計23万6000トン、韓国向けは11万8000トン。これら4エリアの合計で全体の68.5%を占めていた。
注目すべき点は民間企業の輸出量が小幅増となっていたことで、前年比9%増の45万2000トンを記録。輸出全体の64.6%を占めたという。一方、外資系企業は17万8000トンで全体の25.4%、国有企業は7万トンで10%だった。
漁業の盛んな大連市には現在、水産物の貿易企業が500社近く存在し、100余りの国・地域と取引を行っている。(中国新聞社)