南極海での調査捕鯨を終えた船団3隻が24日、山口県下関市の下関港に帰った。2014年3月に国際司法裁判所が調査捕鯨中止の判決を言い渡したため、15年1~3月の調査は目視にとどめており、今回は2年ぶりに捕獲を伴った。反捕鯨団体「シー・シェパード」が妨害を表明していたが、関係者によると目立った活動はない。
3隻は、調査船の「勇新丸」(724トン)と「第2勇新丸」(747トン)、母船の「日新丸」(8145トン)で、午前7時ごろから順次接岸した。乗組員の家族らは大きく手を振って出迎え、無事の帰還を喜んだ。3歳の長男を連れた乗組員の妻(33)=下関市=は「何事もなく帰ってくれて安心した。夫には子どもと早く遊ばせてあげたい」と笑顔を見せた。
このほか、船団に加わった「第3勇新丸」(742トン)は宮城県・塩釜港に、妨害活動を警戒・監視する「第2昭南丸」(712トン)は下関市内の専用ドックに、それぞれ23日に帰港した。