記者会見する国連女子差別撤廃委員会のジャハン委員=7日、ジュネーブ(共同)【拡大】
これが日本を取り巻く現実です。北朝鮮の核・ミサイル開発が進展し、その脅威が高まるなか、中東に目を転じれば、イランも弾道ミサイル発射実験を行っています。両者はかねてミサイル開発などで連携しているとみられていますが、任期もあと僅かのオバマ政権には、アジアと中東の両者を相手とするだけの力はもはやなく、こうしたならず者たちの行動がさらにエスカレートするのではないかと危惧しています。
ましてや、わが国の脅威は北朝鮮だけではありません。急速な軍備拡張を図り、海洋進出の動きを強める中国は、日本を射程に収める核ミサイルを多数配備する「核大国」です。
わが党は日米同盟を強化しつつも、米国の退潮を見据えて、「自分の国は自分で守る」体制の構築を訴えていますが、その必要性は火を見るよりも明らかでしょう。本欄でも指摘してきたことではありますが、防衛費倍増などはもとより、自衛のための核装備の検討も避けるべきではないというのが、私たちの考えです。タブーを排して、この国を守り抜くための手立てを真剣に議論すべきだと思うのです。
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【プロフィル】釈量子
しゃく・りょうこ 1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。大手家庭紙メーカー勤務を経て、94年、宗教法人幸福の科学に入局。常務理事などを歴任。幸福実現党に入党後、女性局長などを経て、2013年7月より現職。