国土交通省が31日発表した2月の新設住宅着工戸数は、前年同月比7.8%増の7万2831戸で、2カ月連続の増加となった。マンションが6カ月ぶりにプラスになるなど全体的に伸びた。貸家が12.5%増の2万8871戸と4カ月連続で増加した。分譲住宅は9.6%増の2万2404戸だった。マンションが9.9%増と貢献した。持ち家も0.8%増の2万984戸。国交省の担当者は「住宅購入を急がず、慎重に検討している消費者も多いようだ」と話していた。三大都市圏は近畿圏が23.1%増、中部圏も12.2%増だったが、首都圏は1.1%減だった。