韓国政府、日本の水産物輸入規制で「危険」根拠の公開拒む 「WTO紛争で戦略が漏れる」

2016.4.6 15:10

 韓国政府が東京電力福島第1原発事故を受け2013年9月から福島など8県の水産物の輸入を全て禁止している問題で、同政府が韓国の弁護士団体に対し、水産物を「危険」と判断した評価結果の公開を拒んだことが6日分かった。

 この問題で日本政府は、輸入禁止が不当な差別として世界貿易機関(WTO)に提訴している。公開を拒んだ韓国食品医薬品安全庁は「日本に(WTOの紛争処理での)韓国の戦略が知られてしまう」ことを理由に挙げている。

 韓国の弁護士団体「民主社会のための弁護士会」(民弁)が公開を求め、同庁が5日に非公開にすると回答したという。民弁は非公開決定に異議を申し立てた。

 韓国が水産物の輸入を禁じているのは、福島のほか、青森、岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の各県。(共同)

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