麻生太郎財務相は28日午前の閣議後会見で、中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)が世界銀行やアジア開発銀行(ADB)との協調融資を模索していることに「発想としては健全ではないか」との見解を示した。
AIIBは1月に正式発足し、2016年に12億ドル(約1300億円)の融資をアジアの新興国や途上国で実行することを目標としている。ただ、麻生氏はAIIBについて「自分で融資とか審査をする能力がない」と指摘。その上で、世銀やADBの持つ審査・融資の経験や知見を生かして、AIIBの融資に「相乗りしていくのは一つの方法だと思う」と述べた。