米クレジットカード大手、マスターカードが25日発表した調査報告によると、中国では15~19歳の女子生徒のうち、科学や技術、工学、数学など理工系の科目を学習している生徒が全体の76%を占めており、アジア・太平洋地域でトップだった。
マスターカードは昨年12月、オーストラリアと中国、インド、インドネシア、マレーシア、シンガポールの6カ国で12~19歳の女子生徒1560人を調査した。この調査から、中国の女子生徒が理工系を学ぶ理由が他の国々と違うことも明らかになった。他の国々では「自分で追究していきたいから」「就職に有利」が主な理由だったが、中国では38%が「創造性がある科目だから」と答えた。(中国新聞社)