【JAPAN style】観光振興 「秋田犬の手」拝借 (2/2ページ)

2016.5.16 05:00

秋田犬の知名度を利用した観光振興を目指す秋田県大館市の福原淳嗣市長=4月、秋田市

秋田犬の知名度を利用した観光振興を目指す秋田県大館市の福原淳嗣市長=4月、秋田市【拡大】

 住宅事情などで飼育できない人向けには、サポーター制度を検討している。費用を負担して保存会に飼育を委託する代わりに、ネット上で成育状況を観察できるなどの特典を付ける予定だ。市は「支援する秋田犬と散歩するために、大館に来てほしい」と話す。

 駅で亡き主人を待ち続けた秋田犬ハチは、大館生まれ。渋谷区によると、駅付近の再開発に伴い、ハチ公口周辺は2020年の東京五輪後に工事する見込みだが、作業中の銅像の扱いについては未定だ。大館市は「ぜひハチ公像の里帰りを」と一時移転を提案。熱いラブコールを送る。

 福原市長が「走りながら考える」と話すように、課題は山積。十和田湖や白神山地といった周辺の観光資源と、どう連携させるか。どういった外国人をターゲットにするか。とはいえ、高齢化や人口流出が進み、定住人口が今後増える見込みはない。市観光課の阿部拓巳課長補佐は「秋田犬を入り口にした観光振興で、交流人口の増加を目指したい」と期待を込める。

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