国土交通省は20日、2019年開催のラグビーワールドカップにちなんだ図柄入りの自動車ナンバープレートを、来年度から希望者に交付すると発表した。東京五輪・パラリンピックのエンブレム入りナンバーも来秋から交付する。両大会に向けた機運を盛り上げるとともに、寄付金を募って公共交通のバリアフリー化などに役立てる。
また18年秋には、地方版の図柄入りナンバーも始める。いずれも事業用の軽を除く自動車が対象で、寄付金付きと寄付金なしの2種類を作成。地方版は、ナンバーに地域名が表示されている116地域のうち希望地域で実施する。
図柄入りナンバーは欧米で多い。国内では07年からミニバイクのご当地デザインナンバーが始まったが、車では行っていなかった。同省は五輪仕様のナンバーを昨年度から交付予定だったが、エンブレムの盗用疑惑で大幅に遅れた。