10日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、英国の欧州連合(EU)離脱への懸念から対ユーロで上昇して一時、2013年4月上旬以来、約3年2カ月ぶりの円高ユーロ安水準となる1ユーロ=119円92銭をつけた。
EU離脱を巡る英国の国民投票を23日に控え、離脱支持が残留を上回ったとの最新の世論調査を踏まえて「離脱する場合の世界経済への悪影響に対する懸念が強まった」(市場関係者)。投資家がリスクを回避する姿勢を強め、相対的に安全な通貨とされる円を買ってユーロを売る動きが優勢となった。
10日は対ドルでも円が上昇した。この日は世界同時株安の展開となったことも、円買いの流れを後押しした。
午後5時現在は、前日比17銭円高ドル安の1ドル=106円91銭~107円01銭。ユーロは1ユーロ=120円29~39銭、同1・1251~61ドルをつけた。(共同)