【消費増税再延期】(上)3党合意まだ崩れていない (1/2ページ)

2016.6.17 05:00

 ■宮沢洋一自民税調会長に聞く

 安倍晋三政権が消費税増税の再延期を決め、2012年に自民、公明、民主(現民進)3党が合意した「社会保障と税の一体改革」が岐路に立っている。これから本番を迎える高齢化社会を乗り切るため、消費税による安定した財源を使って社会保障を充実させていくのが一体改革の理念だが、2度にわたる増税延期でその枠組みは変わり、どう再構築していくかが問われている。今後の一体改革の道筋や低所得者対策などについて、与野党の税制調査会会長ら政策キーマンに聞いた。1回目は自民党税制調査会の宮沢洋一会長。

                  ◇

 --一体改革に関する3党合意の現状への認識は

 「民進党は消費税増税延期自体に反対ではないし、3党合意はまだ崩れていないと思っている。一体改革は社会保障の充実とともに効率化・重点化も強調されており、充実策を赤字国債でやるのは、3党合意の精神を逸脱することになる。しっかりとした財源の裏付けが必要で、充実策の何が実現できるかは参院選後に協議していく」

 --財源をどう捻出するのか

 「税収の上振れや底上げが議論されているが、今の財政健全化計画では名目成長率3%を達成することを前提に、かなり大きな税収を見積もっている。今後もこの勢いで税収が伸びていくという風に考えない方が安全だ。軽減税率の財源もきちんと確保しておかなければならないし、そう簡単にはいかないだろう」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。