
カンボジア・ポイペトの国境付近のカジノ(奥)と観光客=3月(共同)【拡大】
隣国ラオスも人件費は安いが、ラオスの経済特区がタイの首都バンコクから陸路で10時間余りかかるのに対し、ポイペトはわずか4時間というアクセスの良さも強み。今年3月時点で自動車関連企業など2社の入居が決まった。
ベトナムの商都ホーチミンとバンコクを結ぶ南部経済回廊の拠点でもあるポイペトは「地の利が良く、タイ・プラスワンの中で最も注目されている」(ジェトロ・プノンペンの伊藤隆友シニア投資アドバイザー)。隣接するタイ東部アランヤプラテートとの間に鉄道も今年中に開通する見通しだ。
カンボジア進出による人件費の削減が、新たな拠点設置に伴う輸送コストの増加などをカバーできるかどうかといった課題はあるが、テクノパークの丹崎太郎氏は「ポイペトへの投資を検討している企業は増えている。成功例があれば他の企業もどんどん入ってくる」と期待する。(ポイペト 共同)