
上げ幅が601円84銭高を示す日経平均株価終値のモニター=11日、東京・東新橋【拡大】
円相場は朝方に一時1ドル=100円台半ばまで強含んだが、政府の経済対策への期待や平均株価の急反発を材料に、次第に円売りドル買いが優勢になった。東京市場で1ドル=102円台をつけたのは5日以来。
市場関係者の関心は経済対策の規模に移っている。ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「最低限でも10兆円はないと、失望を買うだろう」との見方を示した。気がかりは円相場だ。英国の欧州連合(EU)離脱決定による世界経済の先行き不安を背景に米国の利上げ期待が高まらず、円高圧力は根強い。当面は為替にらみの展開となりそうだ。