台湾総統府、南シナ海仲裁裁定「受け入れぬ」

2016.7.14 05:00

 台湾中央通信によると、台湾総統府は12日、南シナ海問題での常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の裁定を受けてプレスリリースを発表し、「関係の仲裁判断、とりわけ太平島(イトゥアバ)に対する認定は既に南海(南シナ海)諸島およびその関連海域における中華民国(台湾)の権利を著しく損なっており、総統府はここに『われわれは決して受け入れず、またこの仲裁判断は中華民国に対して法的拘束力を持たないと主張する』と丁重に表明する」と述べた。

 また「南海の争いに関しては、多国間の協議を通じて紛争の平和的解決をともに図るべきであり、政府も対等な協議を基礎として南海地域の平和と安定を関係国とともに促進したいと考えている」と指摘した。(RP=東京)

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