日本については、足元の円高によるマイナス効果などを踏まえ16年は0.2ポイント下方修正の0.3%成長を予測。17年は消費税率10%への引き上げ延期のプラス効果を勘案し0.2ポイント上方修正の0.1%成長とした。IMFは「補正予算が決まれば、17年の成長率はさらに高くなる可能性がある」としている。
一方、新興国については原油価格の回復基調を受けて、ロシアの見通しを上方修正した。政治経済の混乱が続いてきたブラジルについても「消費者や企業の景況感が底打ちしたようだ」として見通しを引き上げた。中国の見通しには大きな変化は加えられず、インドも好調さを維持する見通しだとしている。(クリーブランド 小雲規生)