北京のデジタル製造産業は2017年には“北京創造”というブランド価値が形成され、生産高230億元(約3558億円)超の実現が見込まれている。北京市科学技術委員会がこのほど発表した「北京技術イノベーション行動計画(14~17年)」のデジタル製造技術イノベーションおよび産業育成事業の成果報告の中で明らかにされた。
同委員会の張継紅副主任によると、同計画では、17年までに(3Dプリント技術で造られた)デジタル付加製造製品、ロボットおよびオートメーション設備の特定分野における幅広い応用を推し進めることで、北京市のデジタル製造産業をクラスター式に発展させ、230億元を超える生産高を実現、“北京創造”ブランドを創出するという内容が明記されている。
張副主任は高齢化問題をはじめ、医療や教育現場などに存在する社会的需要に応じ、市内の多くの企業が既にサービスロボットを研究開発済みだといい、高齢者・障害者の介護現場、家庭、教育、娯楽などの分野で応用されていると指摘する。
今後は産業用ロボットでコストダウンに成功すれば、大規模な普及実現と製造業のモデルチェンジを強力に推し進めることができると紹介。北京航空航天大学の王華明教授が率いる研究チームが開発した成形能力が世界最大とされるレーザー技術を用いた付加製造設備などを、技術の高度化の例として挙げた。(中国新聞社)