ジェネリック農薬を拡大 JA全農、最大10種類追加開発へ (2/2ページ)

2016.8.18 05:00

 具体的には、現在登録を取得している野菜や果樹など園芸作物向けの殺虫剤と殺菌剤の2種類に加え、水稲向けの農薬や除草剤も開発。政府の規制緩和が実現すれば、今後3~5年で5~10種類程度の登録を追加取得して商品化する計画で、新薬に比べて3割程度の価格引き下げにつながると見込んでいる。

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【用語解説】ジェネリック

 新薬の特許期間や開発データ保護期間を過ぎた後に、同じ有効成分を使って製造する後発の製品。新薬に比べて研究開発にかかる時間と費用が少なくて済み、販売価格を安くできる。人に投与する医薬品では高齢化で医療費が膨らむ先進国をはじめとして世界各地で需要が広がっている。農薬でも欧州連合(EU)や韓国、台湾などで普及している。

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