「1カ月に1回程度」購入する台所用洗剤は7月に6.3%も低下。「半年に1回程度」の婦人用半袖Tシャツも0.8%低下と大規模緩和前以来のマイナスに転じた。消費者が景気の先行きを懸念し、節約志向を強めたとみられる。
「『物価の基調』は着実に高まり、(目標の)2%に向けて上昇率を高めていく」というのが日銀の公式見解だが、独自算出する「生鮮食品とエネルギーを除く消費者物価指数」の伸び率も鈍化。7月は前年同月比0.5%(6月0.7%)と2%は遠のく。農林中金総合研究所の南武志氏は「円高で輸入物価も弱含む。総括検証はマイナス金利深掘りの地ならしになるかも」と分析した。