経済産業省資源エネルギー庁が31日に発表した29日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、22日の前回調査から50銭値上がりし、122円20銭となった。値上がりは10週ぶり。
9月に石油輸出国機構(OPEC)の会合を控え、供給過剰解消に向けた合意への期待感から、原油価格が上昇したことが要因となった。調査した石油情報センターは来週も値上がりを予測している。
地域別では、37都道府県で値上がりした。群馬の上げ幅が2円40銭と最も大きく、次いで福島が1円80銭、鳥取が1円70銭だった。4県が横ばいで、6県が値下がりした。
ハイオクは50銭高い133円ちょうど。軽油は20銭高い102円20銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり1円高い1151円だった。