
自動で鶏肉の骨を取る前川製作所の機械のデモンストレーション=1日、スイス・ベルンの日本大使館(共同)【拡大】
在スイス日本大使館は1日、鶏肉料理を通して日本の優秀な産業技術を知ってもらおうと、焼き鳥や唐揚げをその場で作って振る舞うイベントをベルンの同大使館で開いた。日本の機械メーカーの食肉加工機械の宣伝が狙い。
イベントで「前川製作所」(東京都江東区)の鶏もも肉から自動で骨を取る機械が動かされ、骨なし肉が次々とできると約100人の参加者が歓声を上げた。
コジマ技研(相模原市)の焼き鳥の串を自動で刺す機械や、七島屋エンジニアリング(岡山県倉敷市)の肉を好みのサイズに切る機械も披露された。本田悦朗大使はあいさつで「海外で頑張る日本企業と政府の協力がアベノミクスの成功にとり重要だ」と強調した。
その後のパーティーには焼き鳥や唐揚げの屋台が登場、スイスや東欧から招かれた食肉加工業者らが舌鼓を打った。スイスの業界誌のエバ・ディルリンガーさんは「焼き鳥は香りも良く素晴らしい。こうしたイベントは日本の鶏料理普及のきっかけになる」と話した。前川製作所スイス法人の斉藤旭社長は「日本の産業機械の技術力を示せたと思う。これを商機に欧州で販売を拡大したい」と話していた。(ベルン 共同)