日露首脳会談 ハイテクシフト、連携で対中牽制 (2/2ページ)

 アジアとロシアの貿易の玄関口として整備が急がれる極東地域の開発でも、ロシアの日本への期待は大きい。ロシアと中国が接する極東は、「中国の軍事的台頭を警戒するロシアにとって、日本を中心に開発を進めたい地域」(経済産業省幹部)とされ、インフラ整備や貿易面で中国よりも密接な関係を築けそうだ。

 世耕弘成ロシア経済分野協力担当相(経産相)は2日の会見で、ロシアとの経済協力について、「潜在性を秘めるロシアは資源や広大な土地を持ち、日本は技術力や人材がある。ウィンウィンのプロジェクトに仕上げたい」と強調。日露連携の強化が、高い相乗効果を生むとの見解を示した。