G20閉幕 中国の過剰生産どう解決? 改革の実効性に疑問符 (2/2ページ)

2016.9.6 06:33

G20首脳会合の閉幕後、記者の前で演説する中国の習近平国家主席=5日、中国・杭州(共同)
G20首脳会合の閉幕後、記者の前で演説する中国の習近平国家主席=5日、中国・杭州(共同)【拡大】

  • G20首脳会合の閉幕後、記者の前で演説する中国の習近平国家主席=5日、中国・杭州(共同)

 米景気は底堅く、世界経済の牽引(けんいん)役になっているが、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期の追加利上げは、新興国からの資金流出などを引き起こす懸念がある。大統領選の共和党候補、トランプ氏が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に強く反対するなど“内向き”志向は保護主義につながる恐れもある。

 G20は2014年の首脳会議でG20の成長率を5年で2%引き上げる目標に合意したが、国際通貨基金(IMF)の報告では1%程度にとどまる見通しだ。各国の「成長促進策の実行が遅れている」(IMF)ためで、日本としても、労働市場改革や経済対策を通じ、潜在成長率を底上げする取り組みが迫られている。(杭州 田村龍彦)

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。