借金また膨らんだ…韓国経済の「時限爆弾」 つぶせない住宅ローンバブル (4/4ページ)

 韓国・ハンギョレ紙(日本語電子版)によると8月、韓国政府は新たな家計負債の管理策を発表した。それによると、公共宅地の供給量を縮小、建設会社が宅地購入する際の保証条件を厳しくするのが柱だ。

 しかし、これらの対策が、家計債務圧縮の特効薬になるとみる向きはない。

 朝鮮日報(同)は、「政府は安全な道を選んだ」と指摘。住宅供給を絞り込んで、ローンの自然減を誘う「生ぬるい対策」に終始していると伝えた。

 ハードランディングは、不動産市況を冷え込ませ、景気後退の底を深くする恐れがある。このため、韓国政府は、慎重なかじ取りを余儀なくされている。住宅市場や家計を守るために、危険水域にある債務問題の悪化を食い止められないという「ジレンマ」(朝鮮日報)に陥っており、打開策に苦慮しているようだ。