「FRB議長は恥を知れ」とトランプ氏吠える 「利上げ急げ」と金融政策めった切り

 米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は恥を知るべきだ-。米大統領選の共和党候補トランプ氏は12日、CNBCテレビのインタビューで「オバマ大統領の意向に沿った超低金利のせいで、預金者はほとんど利息をもらえない」と述べ、米国の金融政策の現状を批判した。

 米国の株高は超低金利が生んだ「見せかけ」と強調。「オバマ氏の任期中に株式市場の勢いを止めたくないから超低金利を維持している」と述べ、FRBは政治的配慮で利上げを見送っているとの持論を展開した。

 トランプ氏はこれまで、実業家としての立場から金利は低い方が良いとし、FRBが模索する緩やかな利上げに「反対だ」としていた。12日のインタビューでは「国民のためになるなら利上げすべきだ」と修正した。

 トランプ氏は大統領に就任した場合、2018年2月に任期が切れるイエレン氏を再任しない考えを表明している。(共同)