電動キックスケーター急増 シンガポール「通勤用に完璧」 (2/2ページ)

 専門店を経営するチュー・ツェウェイさんによると、電動キックスケーターを扱う店は、昨年は4店しかなかったが、現在は35店以上に増えている。

 チューさんの店の客層は10代から70代までと幅広く、職業も会社員から医師、カメラマンとさまざまだ。チューさんは「一時的な流行ではなく、日常生活の一部になっている」と話す。

 日本で公道を走るためには運転免許のほか自賠責保険加入などが必要になるが、シンガポールでは現在、そうした規制はない。歩道での衝突事故なども度々報告されているものの、シンガポール政府は一律の規制はせず、安全確保のガイドラインを今年中に示す考えだ。

 東京23区ほどの国土に約560万人がひしめくシンガポールは「車に依存しない社会」を2030年に達成することを目指しており、電動キックスケーターもこれに一役買いそうだ。(シンガポール 共同)