核燃料事業の統合 原発事業全体の再編に発展も (2/2ページ)

 一方、国内市場の落ち込みを補うために力を入れる原発輸出では、英国で中国企業が出資する新設計画が承認されるなど新興国勢が新たなライバルに浮上し、競争が激化している。

 東日本大震災後に原発の新増設が滞るなか原子力技術の向上や技術者の育成を不安視する声は強い。3社の再編は日本が技術的リードを保つための体制見直しにつながる可能性がある。

 ただ、日立は米ゼネラル・エレクトリック、三菱重工業は仏アレバと組むなど海外にパートナーがいる。国主導で“離婚”させてまで日の丸連合を作れるのかといった課題が残る。