消費者物価、8月は0・5%下落 政府目標の「2%上昇」はますます遠く

2016.9.30 09:26

 総務省が30日発表した8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比0・5%下落の99・6だった。下げ幅は、日銀が大規模な金融緩和に踏み切った2013年4月(0・4%)以降、最大だった7月と同水準。6カ月連続のマイナスとなった。

 品目別では、電気・ガス料金やガソリンなどのエネルギーが10・2%下落したほか、掃除機や洗濯機といった家庭用耐久財も5・2%下がった。一方、生鮮食品を除く食料は1・1%上昇したが、上昇幅は7月の1・2%から縮小した。

 訪日外国人客の増加を背景に伸びていた宿泊料は、需要が減少した影響で0・4%下落した。マイナスになるのは14年1月(3%)以来。生鮮食品を除く指数を構成する品目のうち、6割は値上がりしており、エネルギー価格を除けば多くの品目が上昇した。

 全国の先行指標とされる9月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、生鮮食品を除く)は前年同月比0・5%下落の99・5で、7カ月連続のマイナスだった。

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