TPP 今国会で早期承認目指す 首相表明も野党抗戦 予断許さず

2016.10.8 06:46

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案が14日にも衆院の特別委員会で審議入りする。これに先立つ7日に開かれた関係閣僚会議で、安倍晋三首相は、承認案と法案の今国会での早期成立を目指す考えを表明。しかし、野党が抗戦の構えを示す一方、米大統領選の候補2人が反対を表明するなど“内憂外患”の様相を呈している。

 安倍首相は7日の会議で「他国に先駆けて協定を承認し、早期発効に弾みをつける。自由貿易の下で経済発展を遂げたわが国の使命だ」と述べ、強い意気込みをみせた。承認案と関連法案について、自民、公明両党は14日に特別委を開いて審議を始める方針を確認しており、月内の衆院通過を目指す。

 ただ、野党は「攻めるものを攻めきれず、守るものを守りきれていない」(民進党の野田佳彦幹事長)とTPPに反発している。米国では大統領候補のヒラリー・クリントン氏(民主)、ドナルド・トランプ氏(共和)の双方が反対しており、どちらが就任しても早期批准は難しい情勢となっている。

 安倍政権は、TPPが日本の国内総生産(GDP)を2.6%押し上げる効果があると試算。また、海洋進出を繰り返しアジアの安全保障を脅かす中国への対抗軸として、「共通の価値を持つ国による自由貿易圏は戦略的意義がある」(石原伸晃TPP担当相)との認識を共有している。安倍首相は「政府一体となって全力を尽くす」としている。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。