物価目標「無謀ではない」 日銀総裁、米で新政策を説明

2016.10.9 09:09

日銀の黒田東彦総裁
日銀の黒田東彦総裁【拡大】

 日銀の黒田東彦総裁は8日、米首都ワシントンのシンクタンクで、日銀の新たな金融政策の枠組みについて講演した。消費者物価上昇率が2%を安定的に超えるまで金融緩和を続けるとした日銀の約束は「大胆だが、無謀ではない」と説明。「極めて強力で、必ず守ることができる」と話した。

 日銀が9月に決めた金融政策の枠組みは、目標をお金の「量」から「金利」に転換することが柱。マイナス金利政策を維持するとともに、長期金利を0%程度に誘導する新たな目標を設けた。

 黒田氏は「中央銀行は長期金利を操作できないと伝統的に考えられてきた」とした上で「日銀は既に極めて多額の国債買い入れを行っていることと、マイナス金利政策の組み合わせで、ある程度、長期金利を操作できている」と強調。新たな枠組みで「最大限の緩和効果を得る」と訴えた。(共同)

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