中国GDP6・7%増 くすぶり続けるリスク 日本企業、はや悪影響も (2/2ページ)

 ファーストリテイリングは8月期の中国ユニクロ事業が減益となった。

 構造的課題である過剰生産による鉄鋼価格下落を受けて、新日鉄住金、JFEホールディングスなど鉄鋼大手は軒並み業績が悪化している。

 過剰生産に関しては、中国当局は解消に向け改革を進めるとしている。日中経済協会を中心とした財界合同訪中団も9月、中国共産党序列7位の張高麗副首相に改革を求めた。

 ただ、鉄鋼と石炭の改革で失業者が年約80万人出るとされ、「景気悪化の要因になる」(市場関係者)。予定通り小型車減税が今年末に終了すれば販売が失速する懸念などもあり、中国経済は引き続き、日本経済を下振れさせるリスクをはらんでいる。