東証半年ぶり高値、1万7000円台回復 クリントン氏優勢好感

2016.10.21 05:00

 20日の東京株式市場の日経平均株価は1万7000円台を回復し、約半年ぶりの高値水準で取引を終えた。米大統領選の第3回候補者討論会で民主党のクリントン氏が優勢との観測が出たことを好感し、買い注文が先行した。前日の米国株高や原油高が投資家心理を明るくして、約3カ月ぶりの5営業日続伸となった。終値は前日比236円59銭高の1万7235円50銭。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は13.60ポイント高の1370.80。出来高は約18億5100万株。

 金融市場では、保護主義を唱える共和党のトランプ氏の大統領選での勝利が「トランプリスク」として警戒されている。日本時間20日午前の討論会は直後の調査でトランプ氏劣勢と伝わり、投資家の安心感を高めた。

 市場では「トランプ氏はセクハラ疑惑など醜聞によるダメージが大きい。クリントン氏が勝つとの見方が広がっている」(資産運用会社関係者)との声があった。中国景気の鈍化懸念がひとまず後退していることも相場を支えた。平均株価は徐々に上げ幅を広げ、年明け以降の下げが目立つ不動産株や銀行株に買い戻しが入った。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。