独政府が中国による独企業買収に態度を硬化 ハイテク技術の流出を警戒 (2/2ページ)

 独メディアによると、中国企業による今年の独企業の合併・買収は40件以上に上り、昨年同期比で倍増。中国政府は技術革新で自国製造業の競争力強化を目指しており、産業ロボット大手クーカなど独製造業の技術力目当ての買収案件も目立っている。

 独企業には、独国内で中国企業が自由に買収する一方、中国市場では制約が厳しいことなどへの不満も強まっている。南ドイツ新聞は独中の経済関係について「ドイツが機械を輸出し、中国が安価に生産する時代は終わり、双方はパートナーからライバルになった」と指摘している。(ベルリン 宮下日出男)