Q 米長期金利が急上昇し、日本の長期金利もプラス圏に浮上した
A ドルを買う動きが強まっていることに加え、財政悪化への懸念も米長期金利を上昇させている。これが日本の長期金利にも波及している。日銀は新たな金融政策で長期金利をゼロ%程度に固定するとしており、長期金利を引き下げるために、国債の買い入れ量を増やすケースも出てくるだろう。
Q 円安傾向は定着するか。今後の見通しは
A 急速に円安が進んだため、一度1ドル=105円台まで戻る局面はありそうだ。新政権の人事や、17日に予定されている安倍晋三首相とトランプ氏の会談の中身も注目される。ただ、トランプ氏の政策のマイナス面が注目されると急激な円高ドル安に反転しかねない。
Q 日本経済への影響は
A 今は円安に振れており、輸出企業を中心に業績悪化に歯止めがかかる期待がある。ただ、年初の1ドル=120円台からすれば、まだ円高水準で、急に輸出が増えるわけではない。また、トランプ氏が保護主義的な通商政策をとれば、円安が進んでも、米国向け輸出は増えない可能性がある。