ニュージーランド議会は15日、環太平洋戦略的連携協定(TPP)に関連する法律改正案を賛成多数で可決し、議会承認手続きを終えた。日本政府によると、TPP参加12カ国中、議会が承認手続きを完了するのはニュージーランドが初めて。米大統領選でTPP脱退を掲げるトランプ氏が勝利し、TPP発効は極めて困難な情勢になっている。ニュージーランドは予定通り手続きを進め、発効への決意をアピールした。
マクレー貿易相は15日に声明を発表し「ニュージーランドは国際貿易自由化への決意を示した」と強調。ニュージーランド政府は、ほかのTPP参加国も国内手続きを終える努力を続けるよう希望しているとした。
米国については「次期米政権が貿易について十分に検討する時間を与えなければならない」としてトランプ氏の方針転換への期待感を表明した。(クライストチャーチ 共同)