農林水産省が29日発表した12月の野菜価格見通しによると、ニンジンやジャガイモは平年と比べて高値水準で推移する見込みだ。台風や長雨の影響で、出荷数量が平年を下回るため。
トマトは、12月前半は高値水準で推移するとみられるが、後半は平年並みになる見通しだ。一方で、タマネギは安値水準で推移するとみられる。東京都中央卸売市場で11月の野菜価格は、ハクサイやキャベツが平年の3倍を超え、おおむね高値傾向だった。
農水省は「天候不順が続き、高値が長引いている。全体的には秋と比べ、徐々に下がるだろう」とみている。
「平年並み」は直近5カ年の平均価格と比べて80%以上、120%未満、「高値水準」は120%以上、「安値水準」は80%未満。