予算案閣議決定にも「働き方改革」? 政府、土曜日の24日から22日への前倒し検討


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 政府が平成29年度予算案の閣議決定を、22日に前倒しする検討に入ったことが2日、分かった。予算案の閣議決定は「12月24日」が慣例だったが、23日の天皇誕生日や24日の土曜日が休日となるため、ワークライフバランスの実現など「働き方改革」を掲げる安倍晋三政権の姿勢を踏まえて、検討する見通しだ。

 政府は当初、慣例通り12月24日を念頭に置いていたが、休日の作業に対する疑義の声が広がり、平日である22日に前倒しする案が浮上した。

 ただ、休日に重なることを理由とする、閣議決定の日程変更は異例だ。平成10年以降、昨年まで計18回行われた予算案の閣議決定のうち、14回は12月24日に行われた。うち6回は土日や、天皇誕生日の振り替え休日だった。

 また衆院選に伴い政権交代した24年12月と、内閣改造があった26年12月は、予算案の閣議決定が翌年1月に越年していた。

 29年度予算は総額97兆円を超えるとみられる。生産性向上のため、子育て、介護や研究開発の施策などに重点配分する方向だ。実現すれば、政府が働き方改革に取り組む姿勢をアピールする一助となりそうだ。